Treatment equipment

インプラント治療設備

治療精度を高める
インプラント治療設備

インプラント治療を成功させるためには、院内環境や設備機材を充実させることも重要な要素となります。安心安全な歯科医療を提供できるよう、常に医療機器を更新し、そして厳しく衛生管理を行っています。

インプラント治療設備

  • 事前検査に欠かせない歯科用CT

    レントゲン画像では把握しきれない、患者様のお口の中の状態をより精密に分析するために利用するのが歯科用CTです。 従来のレントゲン画像が、一方向からの平面画像なのに対し、CTによる断面画像はお口の中を立体的に再現可能なため、あらゆる角度から歯や顎の骨の状態を把握できます。

    • 顎の骨の状態
    • 神経の位置
    • 骨密度

    を把握でき、これらの詳細を事前に知ることでインプラントを的確な位置と角度で埋め込むことが可能となります。

    また歯科用CTにより、事前の確認が可能なため、治療時間の大幅な短縮・メスで開くことが少なくなり、患者さまの負担軽減につながるなどのメリットもあります。

  • 生体モニター

    身体の状態を把握して安心の治療を

    手術中の心電図・心拍数、血圧、体温といった情報をモニタリングし、身体の異常兆候が表れた場合にすぐに分かるための医療機器です。静脈内鎮静法を行うときに、歯科麻酔認定医が心拍数や血圧など全身管理をこちらの生体モニターで管理しながら進めるなど、より不安のない手術を行うために必要な装置です。

  • 外科室

    山田兄弟歯科グループは、予防ルームも含め全個室ですが、インプラント手術や歯周外科手術を行う際は、外科室を使用しております。上記の生体管理モニター等外科に必要な機器が揃っていますので、安心して手術を受けていただくことができます。

  • インプラントのサージカルガイド

    インプラントのサージカルガイドとは、歯科インプラント手術を行う際に、インプラントの正確な位置や角度を決めるために使用される装置やツールのことです。山田兄弟歯科グループは、口腔内のデジタルデータを基にして設計したガイドを使用しながらインプラント手術を進めていくことで、治療効果を高めています。

山田兄弟歯科グループの滅菌感染対策

山田兄弟歯科グループでは、1999年の開業当時から「減菌感染対策」を徹底した運営を続けています。ドイツ・ミーレ社が開発した「ミーレ・ウォッシャー・ディスインフェクター」を日本で初めて導入したのも当院です。これにより、それまでは洗浄が不可能だったタービン(切削器具)の内部洗浄も可能になり、より安全な医療体制を取り入れることに成功しました。その他の治療器具に関しても、ノロウイルスなどの死滅効果が認められている、専用の薬液を使って減菌しています。

  • 飛沫感染を起こさないための全室個室

    当院が開業当初から「全室個室」にこだわる理由は2つあります。
    1つ目は、院内感染対策を徹底することです。治療中は患者様の唾液や血液が飛沫します。吸引機を使って飛沫を極力抑えますが、完璧な対策にはなりません。診療台に飛んだ飛沫から患者様を守るために、治療後の清掃をしやすい個室の設計を徹底しました。
    2つ目はプライバシーの保護です。すべての患者様に安心してお悩みを打ち明けていただくべく、信頼関係を築ける場所となるよう配慮しています。

  • 滅菌の流れ

  • ドイツ・デュール社の薬液で除菌・消毒

    使用後の治療器具はすべて、ドイツ・デュール社による専用の薬液ID212に5分間必ず浸漬させます。
    薬液ID212は、エンベロープウイルス(HBV・HCV・HIV・コロナウイルス)、結核菌、カンジダアルビカンス菌、ノロウイルスなどの死滅効果が、ドイツのロベルト・コッホ研究所による認定されています。

  • ミーレ ウォッシャーディスインフェクターによる高水準消毒

    消毒器の種類はさまざまですが、当院では93度かつ5分間の消毒を行う機器「ミーレ・ウォッシャー・ディスインフェクター」を導入しました。これは消毒・減菌の国際規格「ISO15883」の認証を受けた機器です。
    この機器を使うと、治療器具の洗浄・すすぎ・消毒・乾燥が自動的に行われ、細菌感染の原因となる汚れを除去できます。患者様に安心してご来院いただくために、欠かせない大切な機器のひとつです。

  • オートクレーブ ( 高圧蒸気滅菌器 ) で個別包装滅菌

    当院で使用した治療器具は、専用の薬液に浸して除菌した後、特殊なラップで個別包装し、オートクレーブ(高圧蒸気減菌機)を使って減菌しています。ハンドピースも同様の手順で個別包装・減菌し、適切な環境で保管しており、治療開始直前まで開封いたしません。

  • 各器具の滅菌は滅菌バッグ使用

    外科器具やその他の治療器具は、減菌バッグを使って個別包装します。さらに「クラスB規格」に適合する減菌機で減菌処理を施しており、安全です。

  • チェア及びチェア周囲の徹底した除菌

    ヨーロッパ基準の高い減菌レベルをクリアした、ドイツ・デュール社の薬液「FD366」を使った除菌を徹底しています。チェア・チェア周辺・タッチパネル・排唾受けなどは、患者様の診療ごとに毎回清掃・減菌します。「FD366」は、ロベルト・コッホ研究所により、あらゆるウイルスの死滅効果が確認されている薬液です。

  • ディスポーザブルの使用

    コップやエプロン、グローブなどの消耗品は薬液を使った減菌に適していません。そのため、環境にも配慮したディスポーザブル(使い捨て可能)な製品を使い、患者様の診療ごとに新品とお取り換えしています。治療時には患者様の目の上にフェイスタオルをおかけしますが、これも治療ごとに必ず交換しております。